純Au(Soft Gold)
ビッカース硬度約 70 HV と軟質で、最高レベルのはんだ濡れ性とワイヤボンド性を有します。摩耗には弱いため、摺動接点では厚膜または硬質下地を推奨。
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Pure Au / Au‑Pd‑Cu / Au‑Fe‑Ti / Au‑Cu‑Sn
金(Au)を基材表面に電析させることで導電性・耐食性・装飾性を同時に付与できる表面処理です。当社では4種の金めっきを用途に応じて提供しています。
合金種 | 硬度 (HV) | 色調 | 推奨膜厚 | 代表用途 |
---|---|---|---|---|
純Au | 70 ± 10 | 黄金 | 0.1–5 µm | 半導体電極、精密コネクタ |
Au‑Pd‑Cu | 150–200 | ピンク〜ローズ | 0.5–10 µm | 眼鏡フレーム、装飾部品 |
Au‑Fe‑Ti | 110–130 | 淡黄 | 0.1–2 µm | リフロー耐熱型コネクタ |
Au‑Cu‑Sn | 180–260 | 白銀 | 0.3–8 µm | RFコネクタ、医療機器 |
ビッカース硬度約 70 HV と軟質で、最高レベルのはんだ濡れ性とワイヤボンド性を有します。摩耗には弱いため、摺動接点では厚膜または硬質下地を推奨。
Pd 添加で硬度・耐熱性を高めつつ、Cu による温かみのあるピンク色を実現。当社は眼鏡フレーム向けに量産化済み。Ni フリーでアレルギーリスクが低減。
Ni/Co を含まず非磁性。低内部応力で割れが少なく、250 °C リフロー後も膜が剥離しにくい。Fe は 0.3 wt% 以下で制御し接触抵抗上昇を防止。
準拠規格:JIS H 0400、ASTM B488 ほか
Q. リフロー後の変色が心配です。
A. Au‑Fe‑Ti または Au‑Pd‑Cu を推奨。耐熱後も色調が安定します。
Q. ニッケルアレルギー対応のめっきを探しています。
A. Ni/Co を含まない Au‑Fe‑Ti、Au‑Cu‑Sn が量産可能です。
Q. 膜厚ばらつきを最小にできますか。
A. 自動電源制御+オンライン膜厚モニタで ±8 %以内に管理しています。